更新日 : 2023年09月02日
清瀬市中里緑地保全地域は、都民が快適に生活できる都市づくりのため設けている「東京都における自然の保護と回復に関する条例」に基づき、1989年に東京都より指定を受けました。
24,717平方メートル程あるこの雑木林は、空堀川に面した河岸段丘斜面となっています。市街化が進み、段丘斜面の一部も宅地されつつあるなか、良好な状況を保っている貴重な自然地です。
区域の大部分は、樹木と竹林で覆われ、斜面の向きは北ないし北西で、両端にはコナラやクヌギの雑木林があり、これに挟まれた形でモウソウチク林とスギの植林があります。斜面下部の雑木林の林床には、カタクリやヒロハノアマノなどの春の山野草が豊富に見られるのをはじめ、四季折々に可憐な野草が花を咲かせます。
河川に面し、周辺も斜面緑地が連続しているため、野鳥の種類も数多く観察することができます。空掘川沿いには遊歩道が整備されており、珍しい草花や鳥たちを探しながらのんびり散歩することもできます。
「空堀川と中里緑地保全地域」は、清瀬10景の一つに選ばれており、自然愛好家の皆さんの、絶好の自然観察の場として親しまれています。
所在地
清瀬市中里付近
問合せ先
電話番号:042-492-5111(清瀬市水と緑と公園課)
アクセス
西武池袋線秋津駅から徒歩10分
その他
散策自由、駐車場無し。清瀬10景のひとつ
たまろくめぐり
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