更新日 : 2024年06月14日
空を埋めつくす様に隆々と延びるけやき並木は、天気の良い日には、木々の間から陽光が地面に降り注ぐ、気持ちの良い「街道」です。
左右の沿道には、歴史の足跡がしっかりと残されており、通る人々をタイムトリップさせてくれます。
なかでも街道沿いにある日枝神社や水天宮、長命寺などの神社やお寺、そして、年代を感じさせる蔵やお地蔵様が、それぞれに味のある表情を見せています。また一方で、けやきの緑のトンネルの下を人や車が往来し、清瀬の幹線道路として、住民の生活に欠くことのできない大切な役割も担っています。
昔は、北関東や甲信越と江戸を結び、人や荷車が現在と同じように往来していたものと思われます。
車のエンジンの音に変わって、馬のひづめの音や、人々の賑わいなど、活気ある風景を思い起こさせます。通りすぎる人々や時代が移り変わっていっても、この街道は、変わらず市民の生活を支え、街と街とを結んでいます。
おすすめの季節
新芽が萌える4月末から5月初旬が見どころ。
緑のトンネルに武蔵野の面影を感じてください。
歴史の足跡
中清戸にある曹洞宗の寺院、全龍寺の安産子育守護地蔵尊です。
志木街道沿いにある下清戸八雲神社です。
所在地
清瀬市上清戸付近
問合せ先
電話番号:042-540-9501(東京都北多摩北部建設事務所)
アクセス
西武池袋線清瀬駅北口から徒歩8分
その他
散策自由。
清瀬10景および新東京百景のひとつ。
たまろくめぐり
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