更新日 : 2024年06月17日
日枝神社と水天宮が隣り合って並ぶ憩いの空間です。
樹齢400年の杉の古木に守られた、人々に親しまれる社です。清瀬10景のひとつ。
日枝神社
朱色の社殿が眩しい市の指定有形文化財である日枝神社は、1579年安土桃山時代、中嶋筑後守信尚によって社祠造営がなされました。
木々の間からすがすがしい光が差し込む境内には、市の天然記念物で樹齢四百年の杉の古木があり、穏やかな雰囲気に包まれています。
文化財
不動明王立像や、「見ザル」「聞かザル」「物言わザル」の三猿が彫られた石燈籠、多摩地区では珍しい山王鳥居など、多数の文化遺産を有しています。
清戸の獅子舞
毎年7月15日近くの日曜日には、戦国時代に武将北条氏照が武運長久を願って舞わせたのが始まりといわれる「清戸の獅子舞」が荘厳に行われます。雄、中、雌の三獅子に山の神が加わり、その演武はこのあたりでは珍しい獅子舞といわれ、今日まで見事な技が伝承されてきました。
水天宮
日枝神社に隣り合う水天宮は、明治時代に村人の安産守護を願って勧請されました。
毎月5日の縁日には近郊から人々が集まり、また安産祈願を願う参拝者も多く訪れます。
ひいらぎ伝説
日枝神社の南側に木曽御嶽神社の分霊をお祀りした築山が、沢山の石仏とともにあります。
山下の柊の木には、昔、日本武尊が東国へ遠征し、その根元で休んだ際「清き土なり」と言われたことから「清土(きよと)」が転じて「清戸」の地名が生まれたとの伝説があります。
所在地
清瀬市中清戸二丁目616
問合せ先
電話番号:042-493-5211
アクセス
- 西武池袋線清瀬駅から台田団地行きバスで3分、水天宮前下車すぐ
- 駐車場有
その他
参拝自由、無休
たまろくめぐり
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