更新日 : 2024年04月09日
創建が鎌倉時代と伝えられている田無神社は、本殿、拝殿が東京都文化財に指定されています。
黄葉が美しいイチョウがある境内では、5月のわんぱく相撲西東京場所や、11月の酉の市などが行われます。
本殿
安政5年(1858年)に大工鈴木内匠、彫工嶋村俊表が建築したもので、全面に極めて優れた彫刻があり、江戸の堂宮建築の高度な水準を示す貴重な建物です。
拝殿は、明治8年(1875年)に地元の大工が建築したもので、地域の大工の技量がなお高い水準を保っていたことを良く示しています。
東京都文化財への指定年月
2000年(平成12年) 3月
イチョウと歴史
本樹は単幹のイチョウとして田無地域で最大級の巨樹で、市内の巨樹が近年とみに減少している中で貴重な存在です。
田無神社は、明治元年(1868年)の神仏分離令までは「尉殿大権現」と称し、西光寺(現總持寺)の管理下に置かれていました。
天保13年(1842年)から嘉永3年(1850年)の西光寺の本堂再建の折に記念植樹が行われましたが、これと期を同じくして植えられたと言い伝えられています。
市文化財への指定年月
1993年(平成5年) 5月
所在地
西東京市田無三丁目7番4号
問合せ先
田無神社:電話番号:042-461-4442
たまろくめぐり
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