石神井川 (みどころ)

LINEで送る

更新日 : 2024年06月17日

石神井川は、小平市に発し、西東京市、練馬区、板橋区、北区を流れ、隅田川に合流します。

小平市内、西東京市内では、川沿いの高台に先史時代の遺跡が発見されています。小平市の鈴木遺跡は2021年3月に、西東京市の下野谷遺跡は2015年3月に、それぞれ国史跡に指定されています。

小平市内

源流部の谷の周辺に位置する鈴木遺跡は、後期旧石器時代の代表的な軌跡であり、鈴木遺跡資料館で展示を行っています。

付近の台地上には、鈴木町一丁目特別緑地保全地区(コゲラの森)の雑木林があります。

緑のまぶしいコゲラの森と、左側に特別緑地保全地区の標識があり、手前に青やピンク色のヤグルマギクが咲き乱れている写真
鈴木町一丁目特別緑地保全地域(コゲラの森)

鈴木町一丁目特別緑地保全地域(コゲラの森)

ゴルフ場を抜けて、都立小金井公園の北側に石神井川上流端の表示があります。狭山・境緑道の下を抜けて西東京市に入ります。

多摩湖自転車歩行者道が手前から奥にまっすぐ伸び、先にはピンク色の桜があります。左側の「馬の背」の土手の上を狭山・境緑道が通っており、中央部に右側に「しゃくじいがわ」の標識があり、道の下を流れていきます。
狭山・境緑道と石神井川(花小金井南町三丁目)

住宅や農地の間を抜けてきた石神井川は、都立東伏見公園や東伏見稲荷神社の近くの東伏見橋から、練馬区にある武蔵関公園まで、遊歩道が整備されています。

都立東伏見公園の芝生広場を、北に向けて道が貫いている写真
都立東伏見公園

青い空と、都立東伏見公園の芝生広場の写真。左の方には名物のローラーすべり台が見えています。
都立東伏見公園

東伏見橋付近の石神井川の流れと、レンガ風に舗装された北岸の遊歩道の写真
石神井川の遊歩道(東伏見橋付近)

川沿いの台地には縄文時代中期の環状集落などが出土した下野谷遺跡があり、その一部が下野谷遺跡公園の地下に保護されています。

したのや橋といせき公園のある緑の高台の写真。遺跡公園まで登る階段が見えています。
下野谷橋と下野谷遺跡公園の高台

武蔵関公園の池と中の島に生えている2本の大きな木の写真
武蔵関公園(練馬区)