更新日 : 2023年02月01日
清瀬御殿山緑地保全地域は、1992年3月に、市街地に残る貴重な自然を永年にわり保全すべく、東京都より指定を受けました。
この地域は、武蔵野の雑木林の面影を残す平地林で、一部アカマツが混生していますが、ほぼ全域が雑木林を代表するクヌギ・コナラで覆われている自然の宝庫です。
林自体は面積15,162平方メートルと、比較的小規模なものですが、宅地化が進行する市域にあって、周辺の農地と一体となり、良好な状況を保っている貴重な自然地です。
この緑地保全地域と畑の広がり、河岸段丘斜面に連続する雑木林、そして街道沿いの集落林をたどる道は、東京都が選定した「雑木林の道中里コース」となっており、歩道や案内板も整備されています。
大きくなりすぎた樹木は、林床の野草を衰退させ生物の多様性が損なわれるため、伐採し、人工的な若返りを図るための萌芽更新を行っています。伐採した樹木はシイタケの原木や、市内の公園の整備に使われるチップとして利用しています。
所在地
清瀬市下清戸二丁目、中清戸四丁目
問合せ先
電話番号:042-492-5111(清瀬市水と緑と公園課)
アクセス
西武池袋線清瀬駅北口から志木駅南口行きバスで5分、清瀬市役所下車徒歩5分
その他
散策自由、駐車場無し
たまろくめぐり
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