更新日 : 2023年02月22日
病院や住宅が立ち並ぶ一角に、ひときわ緑が目立つ地域があります。
東京都が1986年3月31日に、市街地に残る貴重な財産である自然を保存するために、清瀬松山緑地保全地域に指定しました。
この地域は、清瀬市の南西部に位置し、駅から歩いて十分程という立地条件にもかかわらず、広さ43,356平方メートルの敷地内は、別天地のように豊かな自然が残されています。
南側の部分には、平地では都内有数といわれるアカマツの群落や武蔵野の雑木林が、また南西の部分にはニセアカシアの若齢林があります。
また、これらに伴って多種多様の野草・昆虫・野鳥が生息している「自然の宝庫」となっています。その他にもコナラ、クヌギ、ヤマザクラ、クワ、ケヤキ、エゴノキ等やカキ、ビワといった果樹、シュロ、ヒマラヤスギ等の庭園樹が茂り、草地には野草が四季折々のかわいらしい花を咲かせています。
この地域はかつて、財団法人結核予防会結核研究所付属療養所の敷地であったため、一般に結研跡地とも呼ばれ、その時代に植えられたサワラやプラタナスなどの巨木が、日差しをさえぎり、涼しさを感じさせてくれます。
ここ松山緑地保全地域は、市街地とは思えないほどたくさんの自然にふれることができます。
所在地
清瀬市松山三丁目
問合せ先
電話番号:042-492-5111(清瀬市水と緑と公園課)
アクセス
西武池袋線清瀬駅南口から「きよバス」で松山市民センター前下車すぐ
その他
散策自由、駐車場無し。清瀬10景のひとつ
たまろくめぐり
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