更新日 : 2024年06月14日
鎌倉時代の創建と伝えられ、正式な名称は宝塔山吉祥院多聞寺です。
嘉永5年(1852年)ごろの建立とされる山門(市指定有形文化財)は、総けやき造りの四脚門で、控え柱上部の獅子鼻(獅子の形をした飾り)などに、この地方の建築様式の特徴がよく表れています。
村のけやきを落合川に流して江戸まで運び、彫刻に彫らせたという伝承が残されています。
多聞寺山門
郷土芸能「南沢獅子舞」(市指定無形文化財)が境内で奉納されます。
「南沢獅子舞」は、江戸時代初期から南沢村に伝わる郷土芸能で、秋祭りに五穀豊穣と悪疫退散を祈念して行われます。
万歳、多聞寺にて
勇壮な獅子舞に太刀・世流布・万歳などの芸能も加わります。
現在は4年ごとの10月中旬に、南沢氷川神社(午後)と多聞寺(夜)で、行われていますが、新型コロナウイルス感染症の影響により、上演予定だった2021年(令和3年)の上演は中止となっています。
南沢獅子舞、多聞寺にて
所在地
東久留米市本町四丁目13番16号
問合せ先
東久留米市郷土資料室
電話番号:042-472-0051
アクセス
西武池袋線:東久留米駅西口から徒歩15分
たまろくめぐり
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