更新日 : 2023年03月04日
清瀬市立第四中学校の脇から明治薬科大学の前へと抜ける道には、急な坂があり、坂を下ると橋がかかっています。
いつからかこの坂は「梅坂」、橋は「梅坂橋」(うめざかばし)と呼ばれるようになりました。
その橋にはこんな昔話が残っています。
昔むかし、お梅さんという娘さんがおり、お嫁入りをすることになっていました。それはお梅さんが望んだものではなかったため、このお嫁入りがとてもいやでした。
しかしお断りすることはできず、お嫁入りの日、思い悩んだお梅さんはこの橋から身を投げて死んでしまったのだそうです。
それ以来、土地の人々は、お嫁入りはもちろんのこと、婚礼にかかわる話で出かけるときは、どんなに遠くなっても梅坂と、この梅坂橋を避けるようになりました。
梅坂橋からは、清瀬10景の一つにもあげられている「空堀川と中里緑地保全地域」を一望することができます。
たまろくめぐり
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